

シャトー・マコアル

400年以上の歴史
シャトー・マコアルの歴史は数世紀前から始まりました。古文書によると、最初の居住者はローマ人で、カエサルの軍団のための宿営地をここに設けていたことが証明されています。
その後、オランダ王家オラニエ=ナッサウ家の記録保管官であったマコアル領主、ジョゼフ・ド・ラ・ピーズが、1624年に建てられた城館と領地を相続しました。それ以来、ブドウ栽培はシャトー・マコアルの歴史と切り離せないものとなり、名門の家族が代々この地所を受け継ぎ、シャトーに高い格式と名声をもたらしてきました。

私たちの哲学
当ドメーヌの45ヘクタールのブドウ畑は、オーガニック農法で栽培されています。恵まれた立地と唯一無二のテロワールを十分に理解し、厳格さ、精密さ、そして忍耐の調和の中でブドウが十分に成長するのを見守ります。
土壌の声に耳を傾け、化学除草剤を使用せず伝統的な方法で栽培を行っています。耕起、土寄せ、株元の耕作といった古来からの栽培手法が、シャトー・マコアルでは今なお大切にされています。ブドウ畑でのすべての作業において、環境と人間への最大限の敬意が払われています。


歴史
シャトーの歴史は、何世紀にもわたる様々な所有者によって形作られてきました。当初は、シャトー内を流れる泉とヴィア・アグリッパ街道への近接性に魅了されたローマ軍団が駐留していました。
その後、17世紀以降、複数のワイン生産者の家族が代々シャトーを受け継いできました。シャトー・マコアルでのブドウ栽培はこの時代にまで遡り、1895年に植樹された区画の一部は今でも健在です。20世紀には、ゴゲ・ド・ラ・サルモニエール家とキオ家が、シャトー・マコアルの発展と繁栄に大きく貢献しました。
1995年、すでにシャトーヌフ・デュ・パプで所有地を持っていたアルノー家がシャトーを取得。2009年には新世代が跡を継ぎ、環境に最大限の配慮を払いながら、ドメーヌの永続的な発展を目指してきました。2022年、バイオダイナミ農法の専門家として知られるドメーヌ・デュセニュールが、シャトーの舵取り役を引き継ぎました。

13品種すべてを保持する数少ないドメーヌ
当ドメーヌは、シャトーヌフ・デュ・パプAOCの25ヘクタールとコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュAOCの18ヘクタールで構成されています。ヴォークリューズ県内のシャトーヌフ・デュ・パプ、オランジュ、ソルグの各コミューンにまたがって広がっています。
シャトーヌフ・デュ・パプは、その名声高きワインと13品種のブドウで世界的に知られています。グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、ピクプール、ルーサンヌ、クレレット、ブールブーラン、ミュスカルダン、ピカルダン、クノワーズ、サンソー、テレ・ノワール、ヴァカレーズ。私たちは、シャトーヌフ・デュ・パプで13品種すべてを保持している数少ないドメーヌの一つです。
私たちのブドウ畑は、3つの異なるテロワールで育まれています。地下に赤粘土層を持つ土壌、粘土質の下層土を持つ硬質石灰岩や軟砂岩で形成された西側の土地、そしてローヌ川の後退によって形成された砂質の丘陵地です。この多様性を活かし、異なる品種とテロワールを組み合わせたり、特別なキュヴェのために単一のテロワールのみを選んだりしています。

オーガニック認証を取得
私たちは先祖から受け継いだ方法でブドウ畑を耕しています。土壌管理では、耕起、土寄せ、株元の耕作、表層耕といった作業を周期的に行っています。また、羊や馬の堆肥、海藻由来の肥料といった天然の肥料も使用しています。
病害虫への対処は、気候条件によってどうしても必要な場合にのみ行うことを原則としています。このような取り組みが認められ、2014年にはオーガニック認証(アグリキュルチュール・ビオロジック)を取得しました。

手摘みと三段階の選果
収穫期には、それぞれのブドウ品種が最適な熟度に達した時期を見極めて摘み取りを行います。多様な品種とテロワールを持つ私たちの畑では、収穫期間が4〜6週間に及びます。伝統的な手法に則り、収穫はすべて手摘みで行われます。
まず畑での第一次選果を行い、次に選果用のベルトコンベアを装備したトラクターで第二次選果を行います。その後、ブドウは醸造所に運ばれ、選果台で三度目の最終選別が行われます。この3段階の手作業による選果工程を経て、完璧な状態のブドウだけが醸造タンクへと送られます。
私たちの赤ワインは、タンニンが豊かで骨格のしっかりとしたワインでありながら、常にフルーティさを備え、フレッシュさ、まろやかさ、そして繊細さを兼ね備えています。シャトーヌフ・デュ・パプの白ワインは、しなやかさとともに格別なアロマティックな香りを醸し出します。